2009年10月20日

ごめんねジロー、いまさらジロー

土曜日に山口、広島、岡山、から叔母さんが4人、父の見舞いにやってきました。
父は7人きょうだいで男が一人、その後6人妹が続いた、女系の家なのです(姉妹のうち二人は既に亡くなってます)。姉妹全員で会いにきて下さいました。
父と一番下の妹では年が18も離れており、お祖母ちゃんがいた頃は、まだ嫁ぐ前の叔母たちによく遊んでもらったり、面倒見てもらったりしてたため(嫁いだ叔母にも優しくしてもらいました)、私にも叔母たちとはたくさん思い出があり、久しぶりに叔母たちに会えて私も嬉しかったです。

うちの田舎の本家の敷地にお祖父さんのお墓があるのですが、父は関西に墓を買いました。お祖母ちゃんは亡くなる前に大阪によんだので、こっちで葬式もして、父が買った関西の墓に入ってます。
で、お祖父ちゃんもこっちに移そうかって話になったらしいのですが、ああゆうもんは勝手に開けてハイ入れ替えッ!という訳にはいかないようです。お寺をよんでどうこうしたり、抜いたあとの墓石の始末だとか、けっこうお金も手間もかかるらしい、ということで、「ま、祖父さんは自分の兄弟らと墓が並んであることやし、淋しくはないやろう。そのうちでええか」と、先送りにした挙句、忘れていたのでした。
それに本家は「お墓ここに置いといたらいいよ」と言うていたそうです。ところが、本家の人も代替わりしてゆきます。ここに置いといたらいいとか言ってた人がいなくなり、そんな話知らんで、という新しい世代の人にしてみたら、よく知らん人らの墓のお守りまで出来ないよーう。ということで、墓をどかせて欲しいという話になっているのだそうです。(あい、本家とか言って、自分ちに墓ばっかりいっぱい押し付けられるのは同情します。)
そしてお祖父ちゃんの兄弟たちが次々とお墓をよそに移していっており、本家以外ではうちのお祖父ちゃんのだけが残ってる状態らしいのです。うちも早よこっちに移さないかんゆうことですね。
父は大阪にいるので、その話は聞いてないらしいのですが、本家の近くにいる叔母さんにはその話がされているとのことでした。そうゆう事になってるなら、あやくあやくと父も急くかもしれません。
しかしこうゆう話は、カーテンで仕切った大部屋の病室で出来る話ではなく、また病気中で動きのとれない父に直接言うのも悪い気がする、ちうことで私にお話してくれたんですが・・・。

本家だの、墓だの、私の人生でこれまで考えたことも口にしたこともない話です。
叔母のひとりには、嫁ぎ先の方でも同じような話が出ているらしく、本家だの墓だのには全くげんなりしている様子でした。
「ホント、墓いらんよね。」
「お墓なんか、なかったらいいのにね。」
「墓がなかったら、きっと日本中の親戚からもめ事のタネひとつ減るよねー。」
「ワタシは海にでも撒いてほしいわ」
などと、叔母たちとうなずきあって話したのでした。

叔母たちは京都に泊まって翌日帰ってゆきました。
叔母たちを見てて「姉妹っていいな」と思っていたら、グリンちゃんは姉妹がいないから、困ったことがあったらウチに言ってきなさいね、と帰り際に言ってくれました。ちょっと泣きそうになりますた。
そんなこと言ってくれる人には心配させたくないものです。


叔母たちを見送って帰宅したら、団地の入り口に見慣れないものが。
お祖父さん色のカエル。なぜだか自分のお祖父ちゃんのような気がしますた。
いつもお祖母ちゃんのことは思い出しているのに、お祖父ちゃんのことは忘れがちでした。私が幼稚園の時亡くなったので思い出も少なく、お祖父ちゃんは損してます。私にとっても損した気がします。
お祖父ちゃんの名前はジロー。ごめんねジロー。
夜道にキラリ
さびしく光るひとみは誰.JPG
おお、カエルじゃないか
わしのことも思い出してくれ.JPG

あやうく踏み潰すとこですた


しょうがないわねー。はいはい、ひそちゃん、これが踊るきんぎょですよ
ダンシングきんぎょ.jpg
posted by 青グリン at 22:04| Comment(16) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お祖父さんがジローガエルになって会いにきたんですね、きっと。
お墓のことって普段考えることないです。面倒そうだけどがんばってください。
叔母さまたちと良い時間をもててよかったですね。
Posted by ひより at 2009年10月21日 00:39

◇ひよりちゃん

>お祖父さんがジローガエルになって会いにきたんですね、きっと。

あい、ひと目みてお祖父ちゃん!と思いますた。これが猫や犬やリスやハムスターなら、お祖父ちゃんとは思わなかった気がします。爺色のカエル、これはもうジローさんでしかあり得ません。もう、そうゆうことに決定でし。墓の件たのむで、と言いたかったんでしょう。
墓がないのははかないじんせい、こんな霊園のCMなかったっけ?
墓って不思議ですね。お墓を持たない民族ってあるのかな。古墳をこさえた昔から、人はどうしてお墓をいると思ったのでしょうか。
Posted by 青グリン at 2009年10月21日 01:47
うんうん。お墓って不思議ですよねー。
実は私も数年前に、お墓について考えさせられる出来事が連続してありました。ひとつは解決したんだけど、もうひとつはまだ私の中で「うーーーん」とくすぶっております。ほんと、お墓って難しいよねぇ…。

グリンちゃん、頼りになる叔母さんたちがいてよかったね。とってもいい人たちだな〜というのが文章から伝わってきました。

この蛙はたしかにお祖父さん色です。これはもう間違いなくジローさんですね。
Posted by にんじん at 2009年10月21日 17:50
やっぱり祖先もカエル様でしたか。チベットの人は亡くなったら鳥葬しますね。すっかり食べられてしまった後はやっぱりお墓を用意するんでしょうか。今電車の中なので調べられません。
Posted by yas at 2009年10月21日 20:52
お墓の話、面倒ですね、身につまされます。
我が家にはお墓はなく、両親が買っておいた納骨堂の一区画が九州の奥深い田舎にあります。既に兄と母が入っていますが、お寺の住職の後継ぎがはっきりしないので、今後のことは分からないとのこと。
東京に永代供養墓を得て、そこに移そうかと考えているのですが、なかなか行動に移せません。お骨を移すだけでも公の手続きが要るのですよね。二人の埋葬許可書なんてどこに置いてあるのか…と考始めると、躊躇してしまいます。
私自身は教会のお墓に合葬してもらい、供養もしてくれなくていいので、両親と兄のことをやるところまでが仕事だと考えています。

核家族化が進んでしまった今、同じような問題を抱えた人たちが沢山いるのでしょうね。
Posted by I先輩 at 2009年10月21日 23:25
◇にんじんさん
あい、お墓についちゃ皆さんイロイロあるようですね。この話題をふると各自いろんなもんだいてんがあぶりだされ、それぞれ気をもんでいるようだと、最近わかりますた。
おお、ひとりじゃないって心強いものでし。子供たちが所帯をもってから熟年離婚した知人などは、実家の墓に入ってもいいと親に言われたそうですが(離婚時、姓を元に戻さなかったので実家の墓とと苗字が変わってる)、「田舎の墓に遠方に嫁いだ娘が来ないよな〜。」「長男の墓に入る手もあるんじゃないか」とか、けっこう会話がはずみますた。
まあ、こうゆう話題で会話しだしたらいい年になったんだってことでし。
わたす、こんな時、言えば何でもサッサッサッと片付けてくれるような、頼れるオットがいれば良かったかも、と一瞬気弱に思ったのですが、オットがいたら親戚2倍、お参りに行く先がまだ増えるのだと気がつき、その考えは慌ててひっこめますた。ふー、危ないとこですた。一時のさみしさに負けて間違った道に踏み込むところですた。自主独立、頑張ります。

Posted by 青グリン at 2009年10月23日 00:14
◇yasさん
鳥葬、おおー、その手がありますた!鷹に食べられたわたすが、チベットの天空に消えてゆくところを想像するのは、非常に気分がいいでし。ああ、わたす、鳥になるのね。
チベットの鳥葬は、ある程度鳥がたべやすいように、ナタでブツ切りにしてたはずでし。
わたすも大阪で鳥葬いいかも。
そこで、親切なやっさんを男と見込んで、わたすがカラスに食べてもらいやすいように、ブツにするのをお願いしたいでし。カラス、意外とグルメでし。ごみの日に、カラスがごみネットをかいくぐって、さらにゴミ袋をつつきまわして、未開封で捨てられたと思われる油揚げの袋を引っ張り出し、口と脚で器用に引き裂いてモグモグしてる現場を目撃したことがあります。袋だけペッペしてますた。不味いところは残すようでし。美味しそうな感じに仕上げるよう、宜しくでし。

Posted by 青グリン at 2009年10月23日 00:20
◇I先輩さん
そうです。ハッキリ言って面倒でし。
>…と考始めると、躊躇してしまいます。
なかなか行動に移せないってゆうの分かります。私もお祖父ちゃんの埋葬許可書のことなんて知るもんですかッ。
教会のお墓に合葬してもらい、供養もしてくれなくていいと、自分のことだけでも、ハッキリした考えがあるだけいいような気がします。
叔母たちと話てたんですが、自分が墓に入ってからのことはどうでもいいけど、何かあった時、お祖父さんの墓に報告しに行くような気分になれるとこは、やっぱりお墓に行けるいいとこかな、なんて言ってました。墓は生きてる人にためにある気もしますね。

>核家族化が進んでしまった今、同じような問題を抱えた人たちが沢山いるのでしょうね。

昔ほど家や土地に縛られることなく、勤め先や住むところが広がっているので尚更ですよね。
インターネット霊園どうでしょうか。開く度に課金されるのですが、いつでも墓参りできるのです。
Posted by 青グリン at 2009年10月23日 00:30
お墓の問題は難しいですよね。
守る人が無理のない方法で守っていくしかないですよね。

>墓は生きてる人にためにある気もしますね
これ、その通りだと思います。

夫の実家の墓守り、義父母が生きている間は、あほらしいと思っていたのですが、亡くなってから、義姉たちが何となく心の拠り所にしているのを見ると、墓なんてなくてもいいとは言えなくなりました。

Posted by Luna at 2009年10月23日 08:22
きんきん画像ありがとう!見ました見ましたっ。
踊るきんきんに飲むきんきん。手前に座っているのは音楽担当でしょうか。とてつもなく陽気でいいですねー♪

おじいさん色のカエルさん、大学時代に下宿の入り口で会いました。まったく同じように敷石の上にじっと座っていたの。そーか、あれはジローだったのか。しかしもしかしたら私のじいちゃんのマサジだったかもしれないような気がします。マサジー!あの時は蹴っ飛ばしちゃってごめんなさい!!暗くて足元がよく見えなかったのよう。それでもマサジは2日連続で会いに来てくれました。
カエルって確かにお祖父さんの化身のように見えますね。仮にそれがメスだったとしても。
Posted by ひそそか at 2009年10月23日 11:38
我が家のお墓事情も、はかばかしくありません。
次の代の施主を決めるのが難しいのです。
インターネット霊園って、グリンちゃんたらまた面白いこと考え出して・・・と思ったら、ほんとにあるのね!
私のお墓はコインロッカーみたいなのでいいわと思っていたんだけど、要検討でし。

私の実家にはカエルが棲みついています。今の季節、まだいますよ。
私は夜盲症なので、すぐ蹴っ飛ばしたり踏んづけたりしてしまうの。
急に飛び跳ねて目の前を横切ったりするので、こっちもキャッと飛び跳ねます。
そうか、あれはケイゾー祖父さんだったのか。
あの土地に家を建てた初代のジイ様です。
お墓の成りゆきが心配で、草葉の陰で寝ていられないのかもしれません。
カエル、すごく苦手だったけど、これからは会ったら挨拶するようにします。
Posted by ごまめ at 2009年10月23日 15:20
>ああ、わたす、鳥になるのね。
<
いや、グリンさんは鳥になるんじゃなくて、鳥のエサになるんでしょ。。。

カラスって、脂身だいすきなんですよね。
グリンさん、今からみっちり仕込みしなくっちゃ♪

ジローじいちゃん、さみしかったのかな。。。
Posted by アキラ at 2009年10月24日 02:31
◇Lunaさん
あい、お墓問題はむつかしいです。小説の題材になりそうでし。お墓にまつわるイロイロを集めて短編集とか書いたら面白そう。桐野さんに濃〜いの書いて欲しいでし。

>義姉たちが何となく心の拠り所にしているのを見ると、墓なんてなくてもいいとは言えなくなりました。

あい、365日のうち何日お墓に行くかって言うと、363日くらい忘れて生きてるような気がしますが、お彼岸とか命日とか、たまーに行ってしみじみできるのはお墓があってこそですね。
ルナさんみたいな優しい人が墓守してくれると、ご先祖さんも安心して眠っていられそうです。

Posted by 青グリン at 2009年10月25日 10:49
◇ひそそかさん
きんきん見ますたか。いい絵ですね。きんぎょちゃんの愛らしさにピッタリでし。

おお、その下宿のカエルは間違いなくマサジでし!下にごまめおねーたまからも、カエル祖父さんの証言がされています。祖父さんとはカエルになって孫をそっと見守るのです。今わたすがそう決めますた。
このカエルの茶色い色合い、うちのジローがこのような色の、男はつらいよシリーズで前田吟が着てそうなヘチマ襟のカーデガンを着ていますたので、これがうごかぬしょうこといえましょう。
自分と関係の深い人やものとは、別れても別れてもどこかでまためぐり合う、と考えるのがわたすは好きでし。わたすは人柄がしつこいほうですのでね。
マサジさん、どこかで梅子さんも見守ってると思いますよ。

Posted by 青グリン at 2009年10月25日 10:59
◇ごまめおねーたま
え!インターネット霊園、既にあったのけ?いい思い付きと思ったのに、ひゃー、ググッたらインターネットのペット霊園などが出てきますた。

実家のカエル、それはもうケイゾーに決定でし。蹴られても踏まれても「ごまめ〜、しやわせにやってるか〜」と見に来ているのでし。
うちのジローは孫にテレビを見せないので有名ですた。わたすが幼稚園のころ魔法使いサリーを見てたら、ニュース番組に変えられますた。今もハッキリ覚えています。当時安保闘争か学園紛争だかのニュースばかりで、ジローはそれを熱心に見ては、いつもナニか怒っているようですた。わざわざ見て腹を立てるくらいなら、なぜサリーちゃんを見ないのか、不思議でたまりませんですた。わたすより年上のいとこたちも、全員ジローにテレビを見せてもらえず泣いた思い出を持っているでし。
さ、このようにカエルを見たらお祖父さんを偲びましょう。
おねーたま、夜盲症ですか、いっしゅん夜尿症と読み間違えますた。おねーたまがそんなワケないのに。お互い、軽い尿漏れなどとは無縁の毎日を過ごすでしッ!
Posted by 青グリン at 2009年10月25日 11:13

◇アキラお師匠さん
カラスって脂身だいすきなのけ?
脂の多いもんはたしかにうんまいものでし。カラスのやつらめ、鳥のくせに夜中12時過ぎても「カァー!」と鳴いたり、捨てられた子猫をさらったり、凶暴凶悪なオッサンみたいな鳥でし、カラスなら焼肉店でカルビを鋏で切りながら、ねーちゃん、ここ生中一丁〜!と叫んでいても驚きません。店の大将もマッカリのいいのが入ったらお薦めしてそうでし。
>グリンさん、今からみっちり仕込みしなくっちゃ♪

あい、すでに全身が霜降り、いいサシ入って、わたす高級品でし。カラスさんいらっしゃい。

ジロー、今お祖母ちゃんと同じ墓じゃないし、はみ子にされてスネているかもでし。
私は割りと幼児期の記憶があるほうなんですが、お祖父ちゃんの葬式のとき、生きてる人はみんな死ぬから、これは仕方のないことだ、と思ったのを覚えています。周りの大人に、幼稚園児だからお祖父ちゃんが亡くなったことが分かってないと思われていたのも憶えています。ウソー!と言われたことありますが、これホントなんですよ。



Posted by 青グリン at 2009年10月25日 11:42
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