2011年03月06日

首都はマドリード

2月5日に父の一周忌を済ませますた。
思えばこの数年間かなりサエない毎日ですた。
しかし今年の節分以降、わたしの運気は良くなると細〇数子センセイも言うてることでもあるし、気分転換も兼ねて、友人Kさん夫妻のいるスペインに行ってまいりました。

首都はバルセロナ、マドリードは田舎の漁師町と思っていたほど、スペインのことはよく知らなかったのですが(単に教養がないとも言いますが)、「いいとこだからおいでおいで」と招んでくれたから、行ってみようかって気になれますた。Kさんたちは今年スペインからたぶん韓国に移ることもあり、それまでに行きたいなというというのもありましたが、単純にKさんに会いに行きたくなりました。Kさんはスペインの前にアルゼンチンにいたのです。国だけで言うとアルゼンチンの方にとても興味があったのですが、当時は親のことで長く出歩くことが出来ないと思っていたのですね。喪が明けたことにして今回は行こう。

仕事が終わって深夜便で行くのが、少ない休暇を有効に使えるみたいなので、ドバイ経由で行きますた。カタール経由も深夜便があります、本当はフィンランド経由にして、空港のおみやげ店でムーミングッズに囲まれて幸福感に浸りたかったのですが、仕方あるません。ここは我慢でし。フィンランドとムーミンに心を奪われて目的はスペインということを忘れてはなるません。

可愛いグッズもない免税店だらけのドバイから、一時間以上の延着で素敵なデザインのマドリードの空港に着くとKさん達が迎えに来てくれてますた。御主人はお昼休みを利用して来てくれてます、飛行機も言えば延着証明くれたでしょうか。

そうそうKさんの家には犬がいます。かわいい上に賢い、ものすごくいい犬なんです。赤ちゃんみたいに見えますが、立派に4歳のオスなんですよ。
スペインのいぬ.JPG
着いたその日は近所のスーパーにお買い物。生鮮品がとても充実しており、魚介類を家でよく食べるんだなーという雰囲気があります。飛行機で疲れたので、その日は犬と遊んで、人間とおしゃべりしてコテっと寝ました。

さて、地中海の見える穴場的な良いホテルがあるので、そこに行こうと計画してくれていたのですが、バレンタインデーにかぶった為か電話したらホテルが満室に。これまで、いつでも部屋が埋まってたことなんてなかったのに〜、あの景色見せたかったのに〜と悔しがるKさん。
そのホテルは場所もいいけど、犬を連れて行けるホテルなのです。
いいよ〜、私はマドリードもよく見たいですからね。

マドリードは日本人が絶対行くプラド美術館があるのでした、他にも個人所蔵品数の多さを誇るティッセン、20世紀の近代美術を多く持ってるソフィア王妃美術館など、Kさんの家から近いところに美術館がいっぱいあります。
プラド美術館にある18世紀の絵画は、多分観ても分からないような気がします。
あれは写真のなかった時代の写真のようなものなので、歴史が分かって観たら面白いだろうけど、それよりも自分の感性に響くもの、観て自分が楽しめるものを観たほうがいいよ、とKさんが教えてくれます。
そしてプラドの絵はゼンブ観ようとしない事、行くなら観たいものを絞って行くのがいいよ、それくらい数あるので、頑張ると酔ったみたいになるよ、との事です。
プラドで観たいと言えば、ボッシュが観てみたかったのですが、スペインが産んだ近代画家を観ることにして、ソフィアとティッセンに行きました。ティッセンでも一応観たいものを絞って観たつもりでしたが、かなり酔ったみたいに。多すぎる、あの数。あー、窓から外でも見よう。
窓から.JPG<
美術館と言えば専門家のひそがいたじゃないか。行く前にひそちゃんに聞いといたら良かったなー、と後で思いました。


Kさんがお薦めの美術館に連れて行ってくれますた。スペインで国民に愛されてる画家ソローリャ。プラドで作品展をやった時には連日入りきれないほどの人を集めたそうです。自宅が美術館になっています。こじんまりしていて、絵をちゃんと観た気がする量は、これくらいじゃないかなーという適量感も良かったです。
ソローリャ美術館.JPG


日本より広い国土に、人口は日本の3分の1だけあって、マドリードは人が混み過ぎず、空き過ぎずいい感じ。広告看板がないのも街をすっきり見せます。
バスを待たずに乗れるのもいいな、と思いました。5〜6分おきにやってくるので、バスの時間を気にしなくても出かけられます。昼間のバスはガラガラなのですが、大阪なら即廃止されそうな気がしました。
そしてスペインの人は宵っ張り、そんなんしても大丈夫なように昼休みが長いのかどうか知りませんが、とにかくよく休む人らやと思いました。とてもいいことだと思いますね。
夜の街.JPG


マドリードからKさん夫妻と犬と風車の町に。ここへ着くまでの道のり、延々とオリーブの畑が続きます。オリーブは強い木なので痩せた土地でも育つんですね、オリーブの生産量世界一なのが分かる景色でした。そんな田舎道を走って小高いところに出たとたん、抱き合うように家がかたまった小さな集落が見えます、そこがラマンチャの村でした。風と砂埃がモウモウとしてます。掃き掃除、してもしても追いつかない感じ。住みにくそうな土地ですが、それだけに寄り集まって暮らす温かみを小さな村に感させられます。ドンキホーテは架空の人物なのに、ここに来ると実在した人みたいな気にさせられて不思議ですた。
風車.JPG

せっかくだから世界遺産も見てこよう、水道橋。ローマ人が作ったということになっていますが、私は宇宙人が来て建てたとしか思えませんでした。どうやって組んだんでしょう。
あれだけの石を切り出して、どうやって積算したのでしょう。一個一個ぜんぶ大きさが違うのにすごいでし。
水道橋.JPG

ほらね、けっこうおっきいのです。やっぱり、これはもう宇宙人のしわざとしか思えません。
水道橋はけっこう大きい.JPG

水道橋の近所にはセゴビア城もあります。白雪姫のお城のモデルになったのだそうです。
お城の塔にあがってみたかったのですが、そこには行けませんでした。行きたかったのに。
このお城は裏から見たほうがカッコ良かった、崖の上に立っていて、と言うか崖と一体化していて子供のころおとぎ話で想像したのお城の風情がありました。敵に攻め込まれないように崖に建てたお城は多いのやそうです。
白雪姫のお城.JPG


帰国の前日の夜に、エビを食べに連れて行ってくれました。
へい、エビ一丁!.JPG

この写真だとあまり大きさが伝わらないのですが、この皿めちゃめちゃ大きいのです。4人で食べてお腹イッパイの量なのですが、この横に同じ皿で魚介の天ぷらもありました。この後エビのオイル焼きもやってきました。ここは何人で行ってもこの量が出るのです。御主人が同僚と4人くらい、頭数が揃ったら、エイっと職場から車で出かけるそうです。大阪市内から高槻くらいの距離なのですが、わざわざ昼休みに車で行く気持ちが分かります。また昼休みが長いのもうらやましい話ですた。
醤油かポンズがあったら天ぷらもっといけるのに、私は天つゆともみじおろしがあったら、と韓国人と関西人ふたりでエビを貪り食いますた。残った天ぷらは持ち帰り、翌日天丼にすることに。
もう、苦しいほどエビ.JPG

パエリアとか他にも美味しいものはたくさんありましたが、最後の夜でスペインの食の思い出がすっかりエビになってしまいました。


街でお買い物もしましたよ。今は冬でスペインの旅行シーズンではなかったが、バーゲンシーズン真っ最中なのであった。何もかも安くなっています。ブーツが欲しいな、と言うと、こっちの靴は歩きやすくていいよ、とのこと。その中でもここの靴が歩いても疲れないとKさんが薦める靴を見に近所の靴屋さんへ。おお、ほんとだ試してみるといい感じ。色はどっちにしよう・・・。半額やから両方買ってまお、とブルーグレーとコーヒー牛乳色、両方買いますた。わーい。
Kさんも試してみます。うん、これ履いた感じいいね、と気に入ってる様子。半額やしKさんも買えば?買えば?と薦めてみました。うーん、と迷っています。「韓国行ったらないで」と囁いたところ、そーやな、買うとこう。と購入決定。見た目重視の韓国、靴のデザインはすごくいいけど、履き心地は全く良くないと言ってましたからね。良い買い物したと、お互い満足したのですた。
歩いても疲れない.JPG


現地で過ごせたのは4泊5日ほどの短い旅行でしたが、友人の暮らしぶりを見て、夫妻と話しをしてとてもいい休暇になりました。二人の人柄の優しさにも心癒される気がした旅行でした。友人が普段行く市場の説明や、近所の様子を聞いて知る外国って楽しいものです。
犬が可愛かったのも良かった。帰宅して家に犬がいないのがとても淋しく感じたほどです。
今回行けなかった地中海のホテルには、今度ぜったい行こうと言ってます。
わたしは日本から、ふたりと一匹は韓国から、現地集合で行こうねと言ってます。
添乗員は犬のSちゃん。「Sちゃんと行く地中海ツアー」とよんでいます。

posted by 青グリン at 19:21| Comment(27) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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