2009年11月01日

老いの流刑地

父が入院してるので、たびたび病室に行く今日この頃。
そばにいるからといって特に会話がはずむこともなく、本当にただそこにいるだけになるんですが、わたしはベットの横で本を読んで過ごして、時々用事をするような感じの付き添いをしてます。
そんな時に読む本は、筋を追うのが楽しく、読みやすい文章で、たびたび読むのを中断しても、再開したらまたスラスラ読めるものがいいです。反対にちょいちょい中断するのがイヤになるような、気持ちが入り込むタイプの本は良くありません。
今日、なにを思ったか、○の流刑地文庫本を手にとってしまいますた。魔がさしたとしか言いようがありません。病院本には「笑える」というのも結構いいポイントなので、いいかな?と思ったのは甘かった。
自宅で新聞取ってた訳じゃなかったので連載中、飛び飛びにしか読んでなかったのですが、まとめて読むとかなり胃にもたれました。(初めてのときなぞ、服を脱がすまでに5ページくらい使ってますた)
読みながらウキャ!と笑ったりするので、父がどうしたんや、という顔をして見ていました。

そんな流刑地な付き添いをしてたのがいけなかったのか、おやつの時間に父が突然変なことを言い出しました。腕時計をじっと見て「おかしい・・」グリグリと時計を指で挟んで「これが出てこんから、食べられん」 「え、なにか出てくるの?なにが出ないから食べられへんの?」と聞いても無視・・・。そのうち「もう、わからへん」とつぶやいておやつを食べ始めました。
昨日もおやつの時に変なことを言いました。リモコンを手に「テレビに長いのんが出てこんから、それ(お茶を指差して)が頼まれへん」と言って困っていました。
認知症キターーー!と思ってオロオロしました。でも、病気や薬の作用が原因かも知れないので(両日とも3時ごろなので、昼食後薬になんかあるのかもと思い)、病院と患者・家族の双方で記入できる日程表(検査の予定やら入浴した日やら、ちょっとした変化など記入するもの)があるので、『昨日今日、突然意味不明の言動ありました』と記入したんですが・・・。
父がそのメモを見て「変なこと書かんといてくれッ」と気分を害してしまったので、棒線を引いておきました。シマッタこれは私が無神経でした「イヤ、ボケたとか思ったんじゃないよ〜」ごめんねごめんね〜と栃木弁で言い訳しときましたが、それにしてもウルサイ男です。普段は口重いくせにッ。キッ!
お医者さんは病気や薬の影響もあるかもしれないし、様子観察しておきますとおっしゃいました。そんなん書くなと怒られたと話すと、ナースさんは笑っていました。わたしも笑ったけど。

まあ、そんな事もあるけど、病室で本を読む時間は好きです。ずっとこうして本を読んでいられたらいいなと思います。
それから、読む本はちゃんと選んだほうがいいです。


今日は時代劇やってないね
(今日は時代劇がないのか、そうなのか、ならば仕方あるまい。爺はひとりうなずき画面に見入る。)
posted by 青グリン at 00:13| Comment(10) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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